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Facebookがプラットフォームポリシーを改定し、ゲーム内課金の明示とページへの「いいね!」獲得のためのインセンティブの禁止を発表した。

 米Facebookは8月7日(現地時間)、Facebook関連アプリおよびサービス開発者向け「Graph API」のバージョン2.1へのアップデートと、それに伴うプラットフォームポリシーの改定を発表した。

 ポリシーの改定では主に2つの変更があった。

 まず、ゲーム内課金機能があるゲームの場合、インストール時に表示するゲーム概要でそれを明示することが義務付けられた。これは欧米当局が最近、AppleGoogleAmazon.comをゲーム課金問題で提訴したことを受けてのものとみられる。

 もう1つは、ユーザーに何らかのインセンティブを与えてソーシャルプラグインの利用やFacebookページへの「いいね!」を奨励することの禁止だ。例えば「いいね!」すれば何らかの報酬を与えるとか、ゲームやアプリの特別コンテンツを提供するといったことを禁じる。これにより、パブリッシャー側は純粋に支持するユーザーのみを獲得でき、結果として効果的なターゲティング広告を展開できるとしている。